ラダとクリシュナ
クリシュナはイケメンでプレイボーイな神様。インドの神様はときに青い肌で描かれます。(本当は黒い肌なのですが、絵に描くとき黒だとなんだかわからないので 青で表現するようになったようです。)
クリシュナは、3人の最高神の一人ビシュヌ神の8番目のアヴァターラ(化身)とされています。ラダは牛飼いの女。クリシュナの恋人です。ラダは人妻です。(ってことは愛人?)
この二人の恋の物語は詩人ジャヤデーヴァの手により、「ギータ・ゴーヴィンダ」という抒情詩(ヒンドゥ教の聖典)にもなっています。
この「ギータ・ゴーヴィンダ」物語は、インド古典舞踊(オディッシー舞踊:東インド・オリッサ州の伝統舞踊)などの演目としても取り上げられます。舞踊だけでなく、音楽、絵画、彫刻などあらゆる芸術の題材となっています。
インドには神様ポスターやカードがたくさん売っていて、クリシュナ神のはとても人気のある神様で彼のいろいろな絵がありますが、「ラダクリシュナ」(ラダとクリシュナの二人の図)も人気があります。
- 2006/11/08 00:46
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- ラニにあるインド絵画
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- by ハリオム