リチャードギアに逮捕状

ニューデリーで行われたエイズ撲滅キャンペーンにて
リチャードギアが、インドの有名女優の頬にキスをしたことが
「公然ワイセツ」ということで逮捕状が出たという話。

アメリカは挨拶としてハグ&キスをする国ですし、
インドと文化が違うことはインド人もわかっているんでしょうが、
(少なくとも私はTVドラマなどを通じてそう認識しています)
今回の件は、ギアさんもやりすぎと言いますか、
映像を見た方の多くは「そこまでしなくても」感を
感じたんではないかと。

「公然ワイセツで逮捕状」はちょっとイキスギだと思うのですが、
抗議の意思を明確にするという意味が大きいのだと思います。
軽くハグ&キスということであれば逮捕状までの
問題にはならなかったと思います。

インドは公共の場での過度の愛情表現がタブー
されている国ですので。なぜタブーなのかといえば、それは宗教に
由来するもので、一言で言ってしまえばそういう「文化」ということです。
宗教という側面から見たら、イスラム圏で同じことをしたら間違いなく
もっと大問題になっています。

ちなみに、公共の場での過度な愛情表現をタブー視する点は
インドの方が日本より厳しいような気がしますね。

しかしながら、挨拶としてのハグ&キス
(キスじゃなくて頬と頬をくっつけるような感じ)は
インドの空港などでは普通に見られる光景です。
逆に日本ではあまり見ないですよね。


インドの医療ビジネス

IT産業での台頭著しいインドですが、
最近は「医療」分野でもその存在を際立たせています。
4月14日のBS1で「沸騰!インド医療ビジネス 世界から患者殺到」
というテーマで取り上げられています。
官民協同で「観光と医療」を併せて提供することにより
諸外国に比べ、格安の医療費で、高い技術の医療、質の高いサービスを
供給し莫大な外貨を獲得しています。
特に外国人向けに、ハード(豪華な施設、インターネット完備、個室)
ソフト(付き添い人、24時間対応豪華な食事)等five starホテルを凌ぐ
サービスと医療を安価で提供することにより、
欧米からの「医療ツーリズム」需要を開拓している。
インドの医療ビジネス市場は4兆円を超えると推定されている。

その反面、公的医療と民間医療の医療費、提供される医療の質に
格差が生じている。公的医療機関は、その資金不足から十分な医師、
技術、設備を提供できない。民間医療は充実している反面、高額な
医療費を負担しなくてはならない。公的医療機関は貧困層、
民間医療は富裕層とその差別化が拡大している。
そしてさらに外国人向けの医療と、現在インドで提供される医療は
三層構造にその格差を拡大させながら分化されつつあります。
またその待遇の違いから、医師の公的医療機関から民間医療機関への
流出も問題視されている。
医療費の高騰に伴い、医療保険ビジネスも脚光を浴びています。

関連キーワード
アポログループ(民間医療機関)
フォーティスチェーン(民間医療機関)
ランバクシー社(製薬会社)

従来のインドは、経済的側面だけから本当におおざっぱに分類すると、
マハラジャの末裔などの超大金持ち、そして日々の食事にも
事欠いている貧困層、そしてそれ以外の普通の人々で構成されていた。
ここ数年で「IT産業」「自動車産業」「携帯電話事業
そして今回取り上げられている「医療ビジネス」などの経済活動が活性化
したことにより、「普通の人々」の中にも大金持ち、中金持ち、小金持ち
が数多く出現し、その購買力がさらに経済を活性化させるという現象が
起こっていると考えています。インドは今バブルですよ。
BRICS

BRICs


ブリックスとは、今後経済的に発展が著しいであろう
4カ国、ブラジル、ロシア、インド、中国を表す造語。


というわけで、経済的にも上向いているインドです。
私はもうすぐ、インドより日本で暮らしている時間の方が
長くなってしまいます。今はちょうど半々ぐらいです。
でも実際は10歳ぐらいまでは何がなんだかわからず生きている
(物心がついていない)と考えると、日本の方が長いのかもしれませんね。

そんな感じなので、いろいろ用事があってインドに帰国しますが、
インドに帰るというより、インドに行くって感じですね。
むしろインドを出ると時は、日本に帰るという方がしっくりきちゃったりします。

最近のデリーは行く度に様子がどんどん変わっていきます。
毎日暮らしているとわかりませんが、たまに行くので
ものすごい変貌ぶりです。外国からはIT関連が一番注目されるところ
なのでしょうが、それ以外の経済活動も発展が著しいです。

2005年のデリーに関しては、ラニのサイトでレポートしましたが、
その後は、やはりお店が増え続けています。
次にインドに帰国するときは、またいろいろご報告したいと思います。

代表的なIT企業
■インフォシス・テクノロジーズ
■ウィプロ 
■HCLテクノロジーズ
■サティヤムコンピューター
■シフィー
■タタ・コンサルタンシーサービシズ
■パトニ・コンピューター・システムズ
■レディッフドットコム 

最近インドへの出張は経費がかかる

今朝の朝日新聞にこんな記事が。
「IT躍進、ホテルも高騰 インド」

「米国務省が、米外交官が使う世界各都市のホテル料金に順位を付けた。
トップ9のうち6都市をインドが占めた。
他では3位がパリとロンドン、東京は8位だった。」

つまりは需要と供給の関係で高騰しているようです。
ラニのサイトで「インドの文化」の「新しい仕事
の中でかねてよりご紹介している通り、今インドはITが熱いです。

2007/01/05追記
⇒朝日新聞の記事全文

『IT躍進、ホテルも高騰 インド』 2006年08月21日

経済大国として台頭するインド。海外からのビジネス客がまず驚くのがホテル料金の高さだ。大都市のホテルは、パリや東京などを上回って世界最高値の水準。急成長にひかれて外国企業がどっと押し寄せ、ホテルの供給が追いついていないからだ。経済のリード役である情報技術(IT)産業が、米IT企業と二人三脚で躍進していることも影響している。「IT立国」のホテル事情を追った。

◆旅行者増え、供給不足
 「1位バンガロール299ドル(約3万5000円)、2位ハイデラバード268ドル……6位デリー195ドル……」。地元の有力英字紙に4月、こんなランキングが載った。

◆世界最高値 
 米国務省が、米外交官が使う世界各都市のホテル料金に順位を付けた。トップ9のうち6都市をインドが占めた。他では3位がパリとロンドン、東京は8位だった。

 インド政府によると、人口1380万人のデリー首都圏と680万人のバンガロールの客室数は、04年末でそれぞれ約1万室と約2700室。1270万人の東京都の約8万7000室(04年)に比べて少なさが際立つ。

 インド経済は91年の自由化政策後、急激に伸びた。8%前後の成長が続くここ3年は、中国と並ぶ経済大国として脚光を浴び、ビジネス客を含む外国人旅行者が急増。02年度までの5年間の年250万人前後が、04年度は360万人に達した。

 ところが、ホテルの供給が追いつかない。料金は急騰。国内全体の平均客室単価は、00年度の2046ルピー(約5000円)から、04年度は3413ルピーに跳ね上がった。

 デリー首都圏は「1万室が不足」との見方もある。デリー開発公社は今年、ホテル用の土地の競売を始めた。これまでに競売で計9カ所が落札。1万平方メートルの区画が予定価格の3倍の約20億ルピー(約50億円)を付けた。

◆1泊450ドルも
 「世界で最もホテル料金が高い都市」と認定されたインド南部の都市、バンガロール。当地では最高級ホテルのリーラパレスは1泊390〜450ドルもするが、全256室の稼働率は年平均で90%。「4年前から需要が急に増えた」とスニル・プラバカル販売市場調査部長。

 バンガロールは「インドのシリコンバレー」と呼ばれ、多くの米IT企業が進出している。「世界2位」のハイデラバードも有数のIT都市だ。

 インド経済を先導しているIT産業の05年度の売上高(推計)は363億ドルで、5年前の3倍。国内総生産の4.8%を占める。米企業のソフト、サービス開発を請け負うなかで成長し、これがホテル料金の底上げ要因になっている。

 リーラパレスでは現在、IBMなど約100社が「年間で計1500〜2千室を優先利用できる」という契約で客室を押さえる。「現地での交渉のための出張は避けられない。幹部用の部屋を確保するには、年間契約が好ましい」(米IT企業のインド法人幹部)

 その結果、客の7割が外国のビジネス客で、うち4割が米国人。プラバカル部長は「市内に10ある高級ホテルはどこも似たような契約を結んでいると思う」と認める。

 中長期滞在客向けのサービスアパートもIT企業が確保。中心部のトライスターアパートは25室のほとんどを企業の半年以上の契約が占める。

◆成長市場狙い外資参入
 政府の統計では、国内のホテルは04年で1900軒弱で計9万8千室。インドホテルレストラン組合連合会によると、04年度のホテル1軒当たりの平均売上高は1億1490万ルピー(約2億9000万円)で、前年度を2割以上上回った。

 成長市場を狙い、海外有名ホテルチェーンの開業計画が話題に上る。

 ニューデリー中心部に昨年9月オープンしたシャングリラホテル。世界で49ホテルを展開する同チェーンがインドに初進出した。「中国と並び業務拡大が見込める」とアンドリュー・キンラン支配人。ビジネス展示会が集中する2月の稼働率は90%に達した。

 バンガロール市内ではヒルトン、ハイアットなど有名ホテル6、7社が開業を計画している。

 対照的に、手頃な価格の宿泊施設の人気も高まっている。インド経済の懐が深くなっていることを反映している。

 バンガロールの産業地区にあるジンジャーホテル。1泊わずか1000ルピー(2500円)。04年6月の開業以来、85〜90%の稼働率を誇る。サービスを絞る一方、ビジネス客が求める設備は備えた。インターネットはどこでもモバイル接続が可能。

 カルペシュ・パテル支配人は「人々は安くて清潔なホテルを求めている。日本のビジネスホテルも参考にした」。年内に国内10市、来年は30市でオープンを計画する。



Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマークに追加 Google Bookmarks に追加 deliciousにブックマークする ライブドアクリップに追加

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< June 2017 >>

ブログ記事検索

プロフィール

インド料理教室

記事

カテゴリ

過去記事

最近のコメント

最近のトラックバック

リンク

others

mobile

qrcode

ページのトップへ戻る